補修しました快適ですまる [日記や雑記]
いやはやブログ更新怠っていたら2016-2017シーズンも終盤です。
今回は舐めてしまったインサートホールの補修について紹介したいと思います。
今シーズンは主にオクセス+オリジナルカーボンプレートで滑っていたのですが、ある日の滑走を終えて板をチェックすると、プレート用のインサートエクステンションの締め付けがあまかったのかガタついた状態になっていました。
↓インサートエクステンション↓
家に帰ってプレートとインサートエクステンションを外してみると、板のインサートホール(雌ネジ)のネジ山が潰れてヤバい状態に(冷や汗)。インサートエクステンションを締めこんでみると、かろうじて奥の方のネジ山が生きていて締まる状況を確認してとりあえずは一安心。
ところが数日経過した、とある大きな大会の前々日に、ワックスだのバインの取り付けだの準備している最中、インサートエクステンションを締め込むも、いつまでたっても閉まらない状態に陥りました!!
「ヤバい完全に舐めた(T_T)」
ということで補修する事にしましたw。(←軽い)
まあ、ネジ山が潰れた時点で、こうなる事は想定していたので、あらかじめリサーチしていたリコイルキット(M6用)を、これまた販売している事をリサーチ済みのホームセンターへ購入しに行きました。
大会出場に向けて旅立つ前日の出来事ですw
ざっくり言いうとリコイルキットとは、潰れた雌ネジをステンレス製のバネ状部品であるリコイルインサートによって再生して、従来よりもネジの締め付けをより強固にできるという工具一式のツールなのです。※より専門的な内容はググって下さい(丸投げw)
↓リコイルインサート↓
買い物を終えて帰宅し、これまた予め用意しておいた、インサートホールのネジ山が潰れかけていた別のボードで、まずは補修練習としてリコイル施工を行いました。
因みにリコイル装着の手順は概ね以下の通りです。
①キット付属の専用のドリルで潰れた雌ネジをトリミング!! (つまり元の雌ネジ山をきれいに削り取る)
②キット付属の専用のタップでリコイル装着用の一回り大きいネジ山を作成!
③キット付属の専用工具でリコイルを装着
すごくいい感じで施工が完了し、バインを装着してネジの締め込みをチェック!
「おお、すごくいい! 完璧だ!! でも上手くいきすぎじゃね!? 逆に本番大丈夫か??」
と、一抹の不安もありましたが、しっかりコツを掴んだという判断でいざ本番です。
さすがに練習で上手くいったとは言え、20万円以上もするボードのインサートホールをドリルで潰す作業には勇気が要りましたが何とか施工完了しました。ここでの注意点はドリルで必要以上に穴を広げないようにすることです。
↓専用ドリルでネジ山がきれいになくなったインサートホール↓
そしてこの穴に専用工具でネジを切っていきます。
この作業はタップを垂直に立てないと最終的にバインのビス止めの際に斜めになってしまうので直角定規を使って慎重に行います。
↓イメージ画像です↓
付属のリコイルインサートは約6mmあり、インサートホールに埋め込むには若干長いのでニッパーで2周半ほど切り取って3~4mmに調整します。ニッパーで切った後の切り口は、バリなどでネジが上手く入らなかったりする可能性があるのでダイヤモンドファイルでしっかり処理しておきました。
↓ニッパーでカットしたリコイルインサート↓
最終工程としてニッパーでカットしたリコイルインサートをキット付属の専用工具で埋め込むとこのような↓状態になります。
「うん! 螺旋が美しいw 練習通り完璧だ!!」
補修後に、インサートエクステンションを締め込んでみると、奥の方で少しきつくはなったものの最後までしっかり締め込める事を確認し、更にプレートとバインを装着してから、手でグイグイとバインを動かして問題ないことを確認して作業完了!!
これで心置きなく大会で戦えるということで翌日の朝出発しました。
大会の結果はまたの機会に♪
P.S.
大会終了後、家に帰ってインサートエクステンションを外してチェックした所、インサートエクステンション側の雄ネジの先の方が少し山が潰れそうになっていました。幸いにもダイヤモンドファイルで簡単に補修できるレベルでしたが、原因はリコイルインサートの長さが、少し長かったということで、ラジオペンチでリコイルインサートをねじり引き出して、ニッパーで半周カットしました。
大会前の施工(上の画像)では2周カットしていたので、今回の一連の作業では2周半のカットということになります。上の説明では省略して2周半と記載しています。
その後はノントラブルです。
全て自己責任の範疇ですが、もし大切なボードのインサートホールを潰してしまった方がおられましたら参考にしてみて下さい。
但し、一切の責任は負えませんのでくれぐれも自己責任でお願いしますm(_ _)m
今回は舐めてしまったインサートホールの補修について紹介したいと思います。
今シーズンは主にオクセス+オリジナルカーボンプレートで滑っていたのですが、ある日の滑走を終えて板をチェックすると、プレート用のインサートエクステンションの締め付けがあまかったのかガタついた状態になっていました。
↓インサートエクステンション↓
家に帰ってプレートとインサートエクステンションを外してみると、板のインサートホール(雌ネジ)のネジ山が潰れてヤバい状態に(冷や汗)。インサートエクステンションを締めこんでみると、かろうじて奥の方のネジ山が生きていて締まる状況を確認してとりあえずは一安心。
ところが数日経過した、とある大きな大会の前々日に、ワックスだのバインの取り付けだの準備している最中、インサートエクステンションを締め込むも、いつまでたっても閉まらない状態に陥りました!!
「ヤバい完全に舐めた(T_T)」
ということで補修する事にしましたw。(←軽い)
まあ、ネジ山が潰れた時点で、こうなる事は想定していたので、あらかじめリサーチしていたリコイルキット(M6用)を、これまた販売している事をリサーチ済みのホームセンターへ購入しに行きました。
大会出場に向けて旅立つ前日の出来事ですw
ざっくり言いうとリコイルキットとは、潰れた雌ネジをステンレス製のバネ状部品であるリコイルインサートによって再生して、従来よりもネジの締め付けをより強固にできるという工具一式のツールなのです。※より専門的な内容はググって下さい(丸投げw)
↓リコイルインサート↓
買い物を終えて帰宅し、これまた予め用意しておいた、インサートホールのネジ山が潰れかけていた別のボードで、まずは補修練習としてリコイル施工を行いました。
因みにリコイル装着の手順は概ね以下の通りです。
①キット付属の専用のドリルで潰れた雌ネジをトリミング!! (つまり元の雌ネジ山をきれいに削り取る)
②キット付属の専用のタップでリコイル装着用の一回り大きいネジ山を作成!
③キット付属の専用工具でリコイルを装着
すごくいい感じで施工が完了し、バインを装着してネジの締め込みをチェック!
「おお、すごくいい! 完璧だ!! でも上手くいきすぎじゃね!? 逆に本番大丈夫か??」
と、一抹の不安もありましたが、しっかりコツを掴んだという判断でいざ本番です。
さすがに練習で上手くいったとは言え、20万円以上もするボードのインサートホールをドリルで潰す作業には勇気が要りましたが何とか施工完了しました。ここでの注意点はドリルで必要以上に穴を広げないようにすることです。
↓専用ドリルでネジ山がきれいになくなったインサートホール↓
そしてこの穴に専用工具でネジを切っていきます。
この作業はタップを垂直に立てないと最終的にバインのビス止めの際に斜めになってしまうので直角定規を使って慎重に行います。
↓イメージ画像です↓
付属のリコイルインサートは約6mmあり、インサートホールに埋め込むには若干長いのでニッパーで2周半ほど切り取って3~4mmに調整します。ニッパーで切った後の切り口は、バリなどでネジが上手く入らなかったりする可能性があるのでダイヤモンドファイルでしっかり処理しておきました。
↓ニッパーでカットしたリコイルインサート↓
最終工程としてニッパーでカットしたリコイルインサートをキット付属の専用工具で埋め込むとこのような↓状態になります。
「うん! 螺旋が美しいw 練習通り完璧だ!!」
補修後に、インサートエクステンションを締め込んでみると、奥の方で少しきつくはなったものの最後までしっかり締め込める事を確認し、更にプレートとバインを装着してから、手でグイグイとバインを動かして問題ないことを確認して作業完了!!
これで心置きなく大会で戦えるということで翌日の朝出発しました。
大会の結果はまたの機会に♪
P.S.
大会終了後、家に帰ってインサートエクステンションを外してチェックした所、インサートエクステンション側の雄ネジの先の方が少し山が潰れそうになっていました。幸いにもダイヤモンドファイルで簡単に補修できるレベルでしたが、原因はリコイルインサートの長さが、少し長かったということで、ラジオペンチでリコイルインサートをねじり引き出して、ニッパーで半周カットしました。
大会前の施工(上の画像)では2周カットしていたので、今回の一連の作業では2周半のカットということになります。上の説明では省略して2周半と記載しています。
その後はノントラブルです。
全て自己責任の範疇ですが、もし大切なボードのインサートホールを潰してしまった方がおられましたら参考にしてみて下さい。
但し、一切の責任は負えませんのでくれぐれも自己責任でお願いしますm(_ _)m
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